iDeCo(個人型確定拠出年金)を始めるための手順とポイントをわかりやすく説明します。
Contents
1. iDeCoとは?
iDeCoは、個人で加入できる年金制度で、掛金が所得控除され、運用益も非課税というメリットがあります。将来、受け取るときも税制優遇を受けられます。
- 対象者:会社員、公務員、自営業、専業主婦(夫)
- 掛金:最低5,000円から始められ、上限額は職業によって異なります。
- 年金受取方法:一時金または年金形式で受け取り可能
2. iDeCoを始めるための手順
① 加入条件を確認する
以下の条件で、掛金の上限が変わります。
| 職業 | 月額掛金の上限額 |
|---|---|
| 自営業(国民年金第1号) | 68,000円 |
| 会社員(企業年金なし) | 23,000円 |
| 会社員(企業型DCなどあり) | 20,000円 |
| 公務員 | 12,000円 |
| 専業主婦(夫) | 23,000円 |
② 金融機関を選ぶ
金融機関ごとに手数料や運用商品が異なるため、自分の運用方針に合うところを選びましょう。主な比較ポイントは次の通りです。
- 口座管理手数料(運用中も発生)
- 運用商品の種類(投資信託、定期預金、保険など)
- サポートの充実度
例:楽天証券、SBI証券、マネックス証券、ゆうちょ銀行など
③ 運用商品を選ぶ
iDeCoでは、預金・保険だけでなく、株式や債券に投資する投資信託も選べます。
- リスクを抑えたい:定期預金、保険
- リターンを狙いたい:株式投信やインデックスファンド
人気のインデックスファンド例
- eMAXIS Slimシリーズ(先進国株式、全世界株式など)
- ひふみ年金(アクティブファンド)
④ 申込手続き
金融機関のWebサイトや郵送で手続きが可能です。
- 加入申込書を金融機関から取り寄せ
- 必要事項を記入し、マイナンバーなどの本人確認書類を用意
- 勤務先に「事業主証明書」を記入してもらう(会社員の場合)
- 金融機関へ返送
⑤ 運用開始
申込が承認されると運用がスタートします。定期的に運用状況をチェックし、必要なら商品を変更することも可能です。
3. iDeCoのメリットと注意点
メリット
- 税制優遇:掛金が全額所得控除され、節税効果がある
- 運用益非課税:通常の投資と違い、運用益が非課税
- 自由な運用:預金や投資信託など、自分で運用商品を選択できる
注意点
- 60歳まで引き出し不可:原則60歳になるまでお金を引き出せません
- 手数料がかかる:運用中も管理手数料が発生
- 元本割れのリスク:投資商品を選んだ場合、運用次第で元本を下回る可能性がある
4. まとめ
iDeCoは、将来の資産形成に有利な制度ですが、運用方針や金融機関選びが重要です。節税メリットを活かしながら、自分に合った商品を選び、長期的な運用を目指しましょう。








